高橋　晃

Akira Takahashi

先日大変嬉しいことがありました。
診察が一段落したあとで、患者さんが言われました。
「先生、三ツ木診療所は看護師も先生も事務の方もみんな優しいのね」
私たちに対する、最高のお誉めの言葉だと思いました。
患者さんに優しく、親切に接すること。これは、あたりまえのようですが、なかなか難しいことです。 スタッフ一人一人が個々の患者さんのことをよく分かっていなければできないことです。病気のことはもちろんのこと、病気を抱えた方々を思いやる気持ちがなければできないことです。
その上で、患者さんのニーズを的確にくみ取って、適切な対応ができて初めて親切で優しいと感じていただけるからです。
こう考えてみると、お誉めをいただいたものの、私たちにはまだまだ足りないところがたくさんあることに気づかされました。三ツ木診療所に対する、地域の方々のご期待が大変大きいことを、私たちは日々ひしひしと感じております。皆様のご期待にそえるよう、優しい親切な診療所──お年寄りには安心していただける診療所、同僚からは信頼される診療所、年少の方々からは親しみなつかれる診療所──
そんな診療所を目指して、日々努力を続けて参ります。